この時代に生きる

ひとりごと

新型コロナウイルスによる影響が日に日に

自分たちの生活を侵食していて

根っからの楽天的な私も

精神的に参るなーって瞬間が1日に

何度もあります。

たった数ヶ月前の穏やかな日常が

幻やったんかな?って思うぐらい

遠い昔に感じられる。

去年のこの季節、大好きな友達家族と

外で桜を見ながらワイワイ賑やかに

お花見できたことさえも不思議に思うぐらい。

友達と会えること、娘が幼稚園に通えること

大好きな祖父母に会えること

季節の移り変わりを五感で楽しめること

以前は当たり前に感じていた些細なことも

全ては平和の上に成り立っていた

尊い毎日だったんだと痛感する日々です。

毎日朝起きてニュースをチェックする度に

世の中の厳しい状況を突き付けられ

やりきれない気持ちになり

いつまでこの状況が続くのか不安になり

先が見えないもどかしさが募っていく。

コロナウイルス感染で1番恐いことは

もし重症化して最悪の結果として

亡くなってしまった時に

きちんとお別れができないこと。

感染の危険があるからできるだけ納体袋のまま

火葬が推奨されていて

入院中も付き添えなければ

亡くなってからも会えずに

次に会った時は遺骨。

志村けんさんの訃報が全国に流れた時に

改めてその切なすぎる最期に恐怖を感じた。

今もなお世の中でコロナによる死者は何名って

報道される度にその数字の裏には

本人はもちろん、辛すぎる最期を

受け入れないといけない遺族がいるってこと。

もし自分の家族が、なんて考えたりしたら

今まで感じたことのない恐怖を感じる。

誰にだって失いたくない存在がいるはずで

自分がかからないことはもちろん

その大切な人がかからないために

やりきれない最期を迎えないために

1人1人が自分の行動を考え直すべき。

楽しみな予定が今はなくなってしまっても

また計画できる、やり直せるけど

命にもう一度はない。やり直しなんてない。

失って気づいてからでは遅い。

大好きな祖父母に会いたいけど

もし自分が無症状の保菌者だったら

そのせいで大切な家族の人生の残り時間を

奪ってしまったらって最悪の結末を考えると

やっぱり今は会いに行けない。

自分が生きている間に

こんな状況になるなんて思いもしなかった。

平和な穏やかな日常に慣れすぎてた。

コロナウイルスによる影響は

悪いものばっかりだと捉えがちやけど

今、世の中が大きく変わらないと

いけない大事な転換期なんだとも思う。

これをきっかけに今ある当たり前を

根本から見直し、変えていくべき時。

慣れすぎて感覚が鈍っていたけど

好きなことが何の躊躇もなくできるのは

会いたい人にいつでも会えるのは

安心して生きれる平和な世の中だったから。

でもそれは当たり前じゃない。

平和ボケから脱出すべき時。

日常を尊く、大切に、有り難く思えたら

たくさんの人の人生が変わるはず。

価値観すら変わるはず。

今回のコロナウイルスでそれを学ばなかったら

ただ辛い、苦しい時間を過ごしただけになる。

マイナスの状況でもどこかに希望を見つけて

自分のためになる未来への学びを得たら

悪いことばっかりじゃない。

国が、政府が、地方自治体が

国民の、市民の命を守ってくれないって嘆くけど

選挙の時に自分たちの未来のために

本気で頑張ってくれる人は誰かって

自分なりに考えて投票に行ってるか

行動に移せてるか。

自分のたった一票で既存のものを

変えられるわけがないって

諦めてた人もいると思うけど

今回で本当に自分たちのために

しっかり適切な決断をしてくれる人を

自分たちの意思で決めよう!って

なってくれればいいな。

どんなリーダーなら

自分の未来を任せられるのか

どんな人をリーダーと呼ぶのか

今一度考え直す機会になれば。

緊急事態宣言が出たことで

1人でも多くの人の意識が変わり

危機感をもって行動を見つめ直し

1日でも早い終息に繋がりますように。

皆の少しずつの我慢が

冷静な判断が穏やかな日常を

取り戻すために必要。

最愛の人を守るために。

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