まだ、もう、

ひとりごと

従弟が旅立って半年が経ち

それが『まだ』なのか『もう』なのかも

分からないし半年が節目でもないけれど

季節は着実に進んでいて

まだ暑い日もあった9月から

至る所で春を感じる3月になり

でもこの半年の時間を彼はこの世で過ごしていない

その事実がまだ受け入れられない…

何で会いに行くのが仏壇、お墓なのか

その光景を目の前にするとグッときて泣けてきて

改めて彼がいない世界を突き付けられる。

昨日は妹、従妹と一緒にお墓参りへ。

お寺の桜が綺麗に咲き始め

特等席でのお花見やな、なんて言いながら

何でここについこの間まで生きていた彼が

眠っているのか不思議で不思議で…

いま彼は何を想いながら私たちが生きている

この場所を見ているのか

出来ることなら聞きたい。

尊い存在をあまりにも突然失って

家族みんながそれぞれにとてつもない悲しみを

胸に抱えながら

少しずつ少しずつ進んではいるけど

心労がピークに達してダメージが

目に見える形で出てきたりする姿を見て

どうにか家族、親族を少しでも強く明るく

繋いでいきたいなと昨日改めて感じた。

孫に先立たれた祖父母、息子を突然失った叔父叔母

弟を亡くした従弟たちに

何がしてあげられるかなって。

彼が望むような喜んで安心してくれる光景を

見せていかないとなって。

しんみりしすぎるのもきっと嫌がるから。

従姉妹で出来ることをしたい!

見ててね!

あなたに恥じないように、心配かけないように

精一杯命ある限り毎日を生きていくからね!

大切な家族を繋いでいくからね。

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