先日片づけをしてる最中
妊娠前、妊娠中に書いてた日記を見つけて
懐かしくなって読み返しました📖
実は娘を授かる前にも一度妊娠していて
その時の記録をここにも。
2015年3月20日
初めて産婦人科を受診して着床を確認。
5w3ⅾで胎嚢の大きさは5mmほど。
自分の体の中にもう一つの命が生きていることに
すごく感動したのを覚えてる。
でも妊娠の幸せに浸って嬉しかったのも数日で
5日後の25日に不正出血があり不安で産婦人科を受診すると
胎嚢の大きさは7.6mmとあんまり大きくなっていない様子。
切迫流産の診断が出て2週間の自宅療養指示
トイレと食事以外は横になって過ごすことに。
その後もトイレに行く度に出血が続き不安な日々。
27日にはドロッとした長い膜のような血の塊が2度出て
それ以降は出血も徐々に減ってきた。
30日に診察の予約を入れていたから
母と一緒に意を決して産婦人科へ。
エコーに胎嚢はもう映っておらず完全流産とのこと。
手術の必要はなく子宮収縮剤を飲んで1週間後に子宮の状態を
確認することになりました。
待合室にいる母にその事実を伝える時が1番辛かった。
医療従事者である母が
『エコーにうつってないってどういうこと?』と
軽くパニックを起こしている反応に心が痛かった。
母は大丈夫だと信じてこの結果を想定していなかった。
私自身はというと27日に出た血の塊で
もしかしてと嫌な予感がし
診断前日も悪いイメージが何度も頭をよぎり
ある程度覚悟はしていた。
もちろん何とか無事であってほしいと願う気持ちも
捨ててはいなかったけど。
だから完全流産の結果はわりとすんなり
受け入れられた。
主人に報告のメールを送りその返事を読んだ時は
さすがに泣けてきたけど
主人、両親たち家族の愛に救われた1日だった。
この流産の経験を通して感じたことは
自分も母になれるんだ!という自信。
胎嚢がエコーで確認できるまで
懸命に繋いでくれた小さな命が教えてくれたこと。
言葉のとおり命懸けで。
そして新たに命を産み出すということは
とても繊細で奇跡的な事象の連続であるということ。
今回授かった小さな命はもちろん
自分自身もそんな奇跡の連続の末に
この世に誕生したのかと考えると
生まれてきたことを初めて体感したかもしれない。
自分の真のルーツを感じた神秘的な数日間だった。
もちろん無事にこの世に産まれてほしかったけど
私に尊い学びを与えてくれた命に感謝の気持ちが溢れ
この経験を前向きに捉えることができた。
妊娠したら無事に産まれてくれるのが
当然だと無意識のうちに信じていたけど
そんな簡単なことではない、そんな学びができた私は
幸せな母親なんだと心から思う。
ありがとう。
一週間後の診察では出血もなく
子宮も元に戻り新しい卵子がすでに育っていた。
ホルモンの状態も良く次の生理を待たずに妊娠しても
問題ないとの診断にホッとした。
母になれることを証明し、体には最低限の負担しかかけず
旅立っていった命は本当に親孝行な子だった。
それから約2ヶ月半後の診察室で
娘の初めての姿をエコーで確認することができた。
もうまもなく4歳の誕生日を迎えようとしている
大きな娘を見て不思議な気持ちになる。
娘の妊娠記録は4歳の誕生日までに
また振り返りたいと思います。
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