またね。

ひとりごと

空を見上げる意味が
少し変わりました。

末っ子の従弟が
旅立って2週間と少しが過ぎました。
あまりにも突然の出来事で
見送ったにも関わらず
未だに実感がわかない。
自分より他人を優先し
誰に対しても優しくて
ボランティアにも従事し
好青年をそのまま描いたような
そんな自慢の従弟が
22歳、これからという時に
事故で逝ってしまいました。
8歳下で家もすぐ近所
よく集まる親族で
小さい頃から可愛くて
弟に近い存在だった。
〖死〗というものから
1番遠くにいる
〖未来〗の象徴のような
いとこの中で唯一の学生。

訃報を知り、会いに行った日から
通夜、葬儀の3日間
間違いなく人生で1番泣いた。
こんなに悲しいことが
やりきれなく悔しいことが
自分の人生に起こるのかと
ただただ呆然としました。
家族、親族にとって
あまりにも辛い別れに
いとこの1番上として
そして娘を持つ親の立場として
様々な悲しみに支配され
心身ともに相当なダメージ。

この別れから一体何を
学ぶべきなのか
問い続ける日が続いています。
遺された私たちは
どう生きていくべきなのか
まだまだ正解には
辿り着かないけど
日々向き合って自分の命が
燃え尽きるその日まで
懸命に生きていくしかない。

22年間の人生で
驚くほど多くの人に愛され
たくさんの友人に見送られた
従弟を誇りに思い
彼の生きたかった今日を
無駄にしないように。
命の重さ、1日1日を
積み重ねていくことの意味を
今一度考える時間です。

あの笑顔に会いたい。
空を見る度
風を感じる度にそう思う。
孫に先立たれた祖父母
息子を突然亡くした叔父叔母
最愛の弟を失った従弟たち
遺された大切な家族を
どうか見守っててね。
あなたの従姉として
この世で家族になれたこと
誇りに思ってるよ。
ありがとう。
またいつか会おうね。

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