MRIの検査結果報告から1週間後
術前検査と手術の詳しい説明を受けに病院へ。
術前検査は胸部のレントゲンと採血
心電図の3項目でした。
その後に主人と一緒に今回の執刀医の先生から
細かい手術の内容説明を受けました。
執刀医の先生の見解では
子宮内膜症(チョコレート嚢胞)の可能性も
十分に有り得るとのことで
黄体嚢胞か内膜症嚢胞かの判断は手術で
確認すれば分かるとのことで
術後の病理検査で良性、悪性も調べるみたい。
手術前日までエコーで卵巣の大きさを確認し
仮に大幅に縮んでるなどの減少傾向が見れれば
直前でも手術は中止の方向で
ひとまずは手術の内容やリスクの説明を聞くことに。
今回手術をせずにこのまま妊娠継続をしていくことも
もちろん可能ではあるけれど
いつどのタイミングで卵巣捻転、破裂が起こるかの
リスクは常々つきまとい、その破裂によって
内容液が腹腔内に漏れてしまうと化学性腹膜炎を生じ
緊急手術になってしまうため
切迫流産や切迫早産の原因になることも。
もちろん今回の手術でも子宮への刺激で収縮が起こり
流産に繋がるリスクもあります。
今回の手術ができる期間は器官形成が終わった12週から
子宮があまりおおきくなりすぎない16週までが妥当。
妊娠中に破裂するのが最悪のパターンなので
それを予防するという意味で手術に臨みます。
流産や全身麻酔のリスクがある中で
手術を決行することにもちろんたくさん悩みましたが
いま回避して出産までこの大きさの卵巣を残して
妊娠を継続し、何週目か分からないタイミングで破裂し
そこで大がかりな手術をすることの方が
やはりリスクであると考えたため決断しました。
中には嚢腫を抱えたまま出産まで無事にいけたケースも
あるみたいですがそれはただラッキーだっただけで
その未知数な可能性にかけるのも今回は違うかなと。
主治医も妊娠中の全身麻酔を用いた手術は
なるべく避けたいに決まっているが
今回の私の嚢腫のサイズがかなり大きいため
いろんなリスクを天秤にかけると今の週数で予防として
手術した方がいいだろうという見解でした。
黄体嚢胞で自然に縮むならもうすでに
胎盤がほぼ完成するこの週数で減少傾向が見られ
手術しないでおこうかとなっているはずとのこと。
難しい判断だとは仰ってました。
この説明を受けた日も卵巣をエコーで診てもらいましたが
やはりどれだけ小さく測っても8cm×8cmほどあり
大きくうつると10cm少しある時も。
MRIの画像で子宮と卵巣の位置関係を見ても
今の段階ですでに余白はあまりなさそうで
ここから出産まであと半年間どんどん子宮が
大きくなるんだからあっという間に圧迫されて
破裂してしまいそうに見えました。
ベビ自身は元気でいてくれて
体育座りをしながら足をバタバタさせる姿を
披露してくれました!先生にも元気だと言ってもらい
それだけが救いでした。
この日でちょうど入院まであと8日。
ーつづくー
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