2020年を振り返って

ひとりごと

2020年は誰もが予想しなかった

窮屈で歯痒くてもどかしい

そして目に見えない恐怖に直面する日々。

当たり前の日常があっさり奪われて

人と人との物理的距離が生まれ

祖父母に会うことを躊躇わないといけない

心苦しい状況に。

大切に思えば思うほど悩ましく

何も気にせずに会えてた2019年までが

嘘だったのかと思えるぐらい一変した。

どこに行くのもマスク、アルコール消毒

それが今は当たり前の光景だけど

よくよく考えると不思議な景色。

娘の通う幼稚園も1学期は半分以上休園で

イベントも分散、縮小になり

子供たちが使う机にはアクリルパネルが。

そんな中でも出来る限り

行事ができるように工夫し、配慮してくださり

感謝の気持ちでいっぱいでした。

何が大切なのか、当たり前とは何か

本質的なことを深く考えさせられた1年。

大事な家族が、友人が

コロナにかからないように

どうか健康で過ごせるように

それだけを切に願った日々。

個人的にはそんなコロナ禍でも

妹が結婚し、従妹が出産して親族が増え

新築の実家が完成し

幸せだな、いい波だなと思っていた矢先

あまりにも突然、末っ子の従弟を亡くし

経験したことのない悲しみに打ちのめされ

こんな悔しく悲しい別れが人生で起こるのかと

呆然とした9月。

彼が旅立った意味をひたすらに探す毎日で

未だに現実として受け入れ難い死を

時間をかけて乗り越え少しずつ進んでいくしか

遺された私たちにできることはない。

彼と家族になれたこと、

産まれてきてくれてありがとうの気持ちを

しっかり胸に抱き続け

どこかで見守ってくれていることを信じて

恥じないよう毎日を精一杯幸せに

生きていく姿を見せるのみ。

忘れもしない2020年

辛く終わりの見えない長いトンネルの中

家族で過ごせる時間に感謝し

娘の成長に希望を感じ

小さな幸せを見逃さないよう

少しでも前向きに捉えて過ごせたことは

よかったなと。

外で遊ぶ娘の横で青空を見上げていると

本当にコロナウイルスなんてあるんだろうかと

錯覚するぐらい穏やかな時間に救われた。

1日も早く収束し、何も気にせず

大好きな人に近い距離で会える日が

必ず来ることを信じて

もう少しだけ耐えながら願い続けたい。

2021年 大切な人たちが

守られますように。

皆が元気に過ごせますように。

ただただそれだけを祈って…

どうか穏やかな2021年になりますように。

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