残すべきは人

録画していた市川海老蔵さんの

プロフェッショナルを観ていた時

乳がんで亡くなった奥様の話が出て

ふと麻央さんのことを考えてたら

亡くなったことはすごく残念で悲しいことだけど

こんなにも尊い子供たちをこの世に産み

今この瞬間もその子供たちが海老蔵さんを支えているのかと。

だからって亡くなっていいなんてことにはならないけど

麻央さんはすごく大きな役目を果たしたんだなと、

そう思っていた瞬間

『残すべきは人』

功績や大きな建物なんかではない、と

海老蔵さんの言葉が聞こえて

私の中で考えてたことと言葉が

ガチッとはまった。

 

私も最愛の主人との間に授かった娘を

この世に産んだ。

歌舞伎界を背負う市川家とは比べ物にならないけど

私たち夫婦や家族にとっては

何よりも尊い娘。

もし私がこの先若くして

何かの病気や事故で突然

亡くなることがあったとしても

大切な娘を産み

命を繋ぐという役目を果たしたんだから

死があんまり怖いものじゃないなと感じた。

もちろん1日1日大きくなり成長する娘の姿を

この目で見て自分の手で抱きしめたい

どんな大人になって、どんな人と結婚して

母になる娘を見たい気持ちはある。

でも万が一の話、自分の命が何らかの理由で

途切れたとしても悔いはないなと幸せに思った。

誰しも明日も必ず元気で生き抜けるなんて

約束はされていないんだから。

1年に何回かこうやって

いつか訪れるであろう死や自分の生まれた意味

どんな役割を持ってこの世に来たのか

そんなことを考える瞬間があって

今日がその日だったみたい。

見事に頭の中とテレビからの言葉が

綺麗に自分の中でリンクしたので

その記録に。

 

 

 

 

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