テラスハウスに出演していた
22歳の女性がSNSの誹謗中傷に苦しみ
自ら命を絶ってしまったニュースを耳にして
いろんな思いを巡らせた。
親になって今考えることは
『命を繋ぎとめる』『生き続ける理由』
そんな存在になりたい、ただそれだけ。
どんなに苦しいことがあっても
死にたいぐらい絶望したとしても
この人がいるから、この人の愛は確かだ
だからやっぱり生きてみる!
そう繋ぎとめれる存在、愛の場所でありたい。
今は幼稚園に通う娘もいつかは学校という場所で
大半の時間を過ごし少しずつ大人になっていく。
子供の頃は自分がいる場所が世界の全てに思える。
そこで起きる事柄に支配され
上手くいかない、辛いと全てがダメに思えてくる。
実際私だって学生時代、嫌がらせをされたり
仲間外れにされてもうこんな場所にいたくない
学校になんか行きたくないと
悩んで苦しかった時期があったけど
大切な親友がいたから、当時の恋人がいたから
愛してくれる家族がいたから
何とか負けずに通い続け
いつの間にかイジメもなくなった。
友人、恋愛、部活、課外活動と
娘もいつか壁に当たったり
もうダメだ、と心折れるほど
辛い出来事に出くわす日があるかもしれない。
そんな時でもママがいるから、パパがいるから
どんな私でも愛してくれる家族がいるから
そう感じて踏ん張れる理由になりたいと強く思う。
自分が娘に対して抱いているこの愛情が
真っすぐ彼女に伝わって『愛』として届くように
どんな状況であれその確かな『愛』が
娘の中に根付くように伝え続けたいと思う。
命懸けでこの世に産み
一瞬一瞬の成長に感動し心動かされ
『愛おしい』とはこういう感情のことか!
と人生で初めての気持ちを抱き
自分より大切な存在がいることに
初めて気付き
共に楽しみ、共に悩み、時にはぶつかって
でも愛してるからとことん向き合って
そんなかけがえのない日々を重ねて
今まで一緒に過ごしてきたんだって届くように。
その積み重ねた日々が確かなものとして
娘の心が『愛されている』と感じれるように。
私たち親じゃなくてもいい。
親友や恋人がその存在でいてくれるなら
そんな素敵な出会いがあったことに感謝する。
ただ親として自分たちの思いは伝えていきたい。
誹謗中傷する人はきっと愛に飢えている。
他人を否定することでしか
自分を肯定できない、認められない
もしくは人の気持ちが
まるで考えられないかのどちらか。
心が満たされていれば、真に豊かであれば
誰かを傷つける必要なんてない。
やはり最後に人を救うのは『愛』なんだと痛感した。
娘には人の気持ち、痛みが分かる、寄り添える
自分も他人も傷つけない
心温かな愛情深い人間になってほしい。
親の私たちにできることは何だろう
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