あの日から半年

ひとりごと

今日で祖母に会えなくなって
ちょうど半年が経つ。
この目でその瞬間を全て
見届けたけどやっぱりまだ
どこか夢のようで…
元気でパワフルだった印象が
強すぎるから
病気になった姿といまいち
リンクしなくて
あの数ヶ月は覚悟を決める、
後悔しない、受け入れる
向き合うってスイッチを入れて
対峙していたから
冷静に乗り越えられたけど
見送った今はふとした瞬間に
悲しみのスイッチが入って
とてつもなく寂しくなって
まだまだ泣ける時がある。
どうやっても会えなかった
この半年間、もちろん
毎年欠かさずくれてた
お誕生日おめでとうのメールも
今年は届かないし
家にいっても姿が見えない。
祖母は車でいろんなところへ
連れて行ってくれたから
あらゆる場所に思い出があって
そういえばここでって
エピソードがたくさん蘇る。
私にとってあまりにも
大きすぎる存在だったと
日々痛感する。
心の支えであり親友であり
最愛の祖母。
少しずつ喋るようになって
やんちゃ度が増した息子を
見てほしかったし
娘の学校行事での成果も
聞いてほしかった。
毎年送ってくれるリンゴを
今年も食べたかったし
今月6日の誕生日だって
皆でお祝いしたかった。
まだまだ祖母のいない世界に
慣れなくて受け入れられない。
あの大きな声が聞きたいし
嬉しそうな顔が見たい。


危篤になる数時間前
2人っきりで過ごした時間
最後の食事を見届けられたことも
泣いてる私の手を包みこんで
大丈夫!大丈夫!と
何度も励ましてくれたことも
目を見て手を振り合って
またね、また明日ね!って
言えたことも
危篤状態でも私と主人が
会いに部屋に入ると
全力で手を振って
何回も目を開けて足を動かして
反応してくれたことも
全ての祖母の命懸けの行動が
今の私を支えてくれてる。
言葉通り命をかけて
紡ぎ出してくれた時間があるから
悲しい中でも幸せだったと
前を向いていられる。
ここまで辛く思うほど
大好きな祖母の孫に産まれて
最高にラッキーやった!
きっとまたあっという間に
半年が経って春には一周忌。
いつでもどこでも
気配を探しながら
想いを馳せながら生きていくね!
ずっとずっと傍にいてね🦋🌈

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